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節約は電気代が手軽でオススメ!【2022年10月値上げ対策できる電力会社は?】

こんにちは!アロージョです!

今回は、この秋(2022年10月)に起きている電気代の値上げに対する節約術です。

結論:新電力会社を使用している方は、電力会社を切り替えるべきです。

理由は2つです。

・電気の使用量をどれだけ頑張って控えても、電気代は電気料金単価×使用量で決まるから
・電力会社の切り替えに違約金があるケースが少ないから

簡単にまとめると、電力会社は気軽に切り替えできて、会社ごとに電気料金単価が違うからです。
そのため、高くなってきた電気料金を抑えたいなら、電力会社は変えたほうがいいと思います。

記事では、2022年10月時点での電気代の注意点から、電気の使用量を抑える手法まで
全体的な電気代の節約方法についてまとめているので、ぜひ最後までご覧ください!

値上げが騒がれている2つの理由

そもそも、値上げが起きているのは、電力の供給量が需要に追いついていないからです。
結果として、電力会社の負担が大きくなっているので、各社から電気料金の値上げが発表されています。

ちなみに国として電気を供給できていない要因は2つあります。

・ロシアとウクライナの戦争により、ロシアの天然ガスが供給されないため
・コロナウイルスによる、発電材料の運搬数の減少

と言われています。
下記でそれぞれ解説していきますね。

ロシアとウクライナの戦争により、ロシアの天然ガスが供給されないため

日本の電力発電の主が火力発電なのはご存じですか?

※引用元:isep 特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所 2021年の自然エネルギー電力の割合(暦年・速報)

資源別に出ていますが、要は火力発電が7割を超えていると理解していただければよいです。

そして、この図にあるLNG(液化天然ガス)火力発電の最大資源です。
実はこの資源の輸出量世界1を誇るのがロシアとなっています。

このことから、日本最大の発電量を誇る火力発電において、1番の資源が戦争により供給されないことによって電気代の基礎料金が値上げされるということです。

コロナウイルスによる、発電材料の運搬数の減少

もう1つの値上げ要因がコロナウイルスによる、発電材料の運搬数の減少です。
こちらも背景からお伝えします。

※引用元:isep 特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所 2021年の自然エネルギー電力の割合(暦年・速報)

先ほどの画像ですが、電力発電の資源のうち2番目に割合が高いのが石炭です。
この石炭はなんと99%以上を海外からの輸入に頼っています。

※引用元:JFTC一般社団法人日本貿易会 資源を知ろうの記事

このことから、石炭の輸入量・価格が電気代に及ぼす影響が多いのはイメージできたと思います。

ご存じのとおり、2020年のコロナウイルスによって、世界間の移動・運搬に関してはかなりの制限が出ています。

輸入に関してもこの影響を受けており、結果として石炭の輸入数が減ったことが生活に影響しているということです。

2つの要因をまとめると、日本が資源を輸入に頼っているからこそ、世界情勢の影響で日本の電気代が値上がりしているということになります。

【2022年10月時点】電力会社の契約で3つの注意点

値上げの要因は理解いただけたと思うので、実際の対策をしていきましょう。
再度お伝えしますが、1番効果的なのは電力会社の切り替えです。

そもそも、電気料金の決め方は下記になります。

①基本料金:基本料金単価×契約電力(A:アンペア)
②従量料金:従量料金単価×使用電力量(W:ワット)
③燃料調整額:燃料調整単価×使用電力(W:ワット)
④再生可能エネルギー発電促進賦金:再生可能エネルギー発電促進賦金×使用電力(W:ワット)

このすべてを足して料金を出しています。

そして、今回の注目ポイントは③燃料調整額です。
契約中の電力会社が③の燃料調整単価を市場価格調整額へ変更している場合は注意してください。

ポイントは3つです。

・燃料調整額の上限が撤廃されるのか?
・①~③の一部市場価格調整額となるのか?
・①~③の全体市場価格調整額に変更されるのか?

下記でそれぞれ解説していきますね!

燃料調整額の上限が撤廃されるのか?

実はもともと、燃料調整額には単価の上限がありました。
しかし、今回の電力供給量のひっ迫により、この単価の上限を撤廃する会社が非常に増えています。
そのため、電気代の料金の最大値が増えるので値上げは避けられないでしょう。

ただしこのケースの場合、電力会社の変更は慎重に様子を見てもいいでしょう。
なぜなら、影響額は月額1,000円ちょっとのはずなので。
※2022年10月時点での試算

①~③の一部が市場価格調整額となるのか?

そもそも、市場価格というのはJPEXの電気価格と連動して単価を決めるということです。
※JPEX=日本唯一の卸電力取引所

そして、JPEXで定められる価格は、石炭・天然ガスなどの価格と連動しています。

先ほどの電気代の値上げ要因を思い出していただけるとわかると思いますが、
石炭・天然ガス供給が追い付いていないJPEXの価格が上がるということになるでしょう。
このことから、電気代の要素の一部が高い料金になる恐れがあるということです。

それなりの影響があるので、よほど手間でなければ電力会社を変えたほうがいいでしょう。

①~③の全体が市場連動型に変更されるのか?

これが、1番やばいです。

言い換えると、電気代を構成する要素の①~③の単価がJPEXの価格と連動するということになります。
石炭・天然ガス供給が追い付いていないJPEXの価格が上がるという影響が
電気代ほぼ全てに乗ってくるので、おそらく数万単位の値上げも予想されるでしょう。

もちろん、価格が安い時はおいしい思いをできるのですが、今の世界情勢を考えると切り替えたほうがいいはずです。

避けなければならない電力会社2選

ここでは、特に切り替えを検討した方が良い電力会社を2つお伝えします。

Looopでんき
楽天でんき

この2つの会社は乗り換えを検討した方が良いでしょう。
※ちなみに筆者はLooopでんきでした…

Looopでんき

Looopでんきは前章の「①~③全体が市場連動型に変更する」に該当します。
はい。1番やばいやつです。筆者もこの情報を知った時あわてました。笑
切り替え期限としては、2022年10月中を目安にしていただけると良いです。
理由としては、新料金に切り替わるのが12月の検針日分からだからです。

※引用元:Looopでんき公式サイト【重要】「Looopでんき」新料金プランへの移行に関するお知らせ

このように、12月時点でLooopでんきを利用していると、市場連動型で料金計算がされるのでそれ以前に電力会社を切り替えるといいでしょう。

また、電力会社の切り替えは、一般的に約1か月かかります。
というわけで2022年10月中に切り替えれば間に合うかと。
※早いと1週間ほどで終わるケースもあるみたいです。

楽天でんき

楽天でんきは先ほど紹介した2つ目、①~③の一部が市場価格調整額となるケースに該当します。
おそらく、数千円/月値上げの影響を受けると予想されているので、切り替えを検討した方がいいでしょう。

こちらも期限は2022年10月中ですかね。
なぜなら、冬の電気代は高めになる傾向があるからです。

また繰り返しになりますが、電力会社の切り替えは一般的に約1か月かかるので、冬の時期を逆算すると、2022年10月中が一旦の期限になるでしょう。

ただし、2022年11月の中旬までは許容範囲かと思います。
楽天でんきはLooopでんきと比較すると、値上げの幅が小さいため、多少の値上げはあまりダメージがないかと。

2つのオススメ電力会社

結論として、電気料金の単価が決まっている会社を選びましょう。
理由は皆さんご存じのとおり、市場価格調整額を採用していないからです。
主な例はこちらの3社です。

・東京電力
・コスモでんき
※関東ベースで紹介しています!

下記でそれぞれ解説していきますね!

東京電力

※引用元:東京電力 関東エリア 従量電灯ページ

ご覧のとおり、電気料金の単価は固定です。
更に言うと、従量電灯プランに限り、先ほど紹介した電気代算出方法の③燃料費調整額に上限があります。
※引用元:東京電力燃料価格高騰に伴う自由料金プランの燃料費調整額について

これにより、今回騒がれている値上げ要因のほぼすべてを回避することができるでしょう。
もちろん、今まで新電力会社を利用していた方からすると、多少月の電気代は上がってしまいます。
しかし、この冬の電気代を予想する限り、変えてしまった方が安心できるはずです。

改めて、東京電力のメリットをお伝えすると

・電気料金単価が固定
燃料調整額額に上限がある

このため、東京電力をオススメしています。

筆者もLooopでんきから東京電力へ切り替えを行いました。
従量電灯プランは現在電話でしか申し込みを受け付けていないため、
平日の余裕のある時間帯に切り替えることをオススメします!

コスモでんき


※引用元:コスモ石油 電気料表ページ

コスモでんきがオススメな理由は東京電力と同じです。

電気料金の単価が固定
燃料調整額に上限がある

東京電力との差はほとんどなく、

・基本料金
・電気料金単価

どちらも同じ値段です。
強いてあげれば、コスモでんきは燃料調整額の単価が毎月変動します。
このため、お得な月が出てくる可能性があるでしょう。

電力会社は定期的な見直しがオススメ

基本的に、電力会社は定期的に見直しましょう。
理由は、電力会社の切り替えに違約金があるケースが少ないからです。

そもそも、2016年の電力自由化により、電気の小売業が全面的に自由化されました。
これによって、ライフスタイルや価値観に合わせてあなたの判断電気の売り手やサービスを選べるようになっています。

この影響により、違約金が発生するケースも少ないので、電力会社は変える前提で定期に見直すことをオススメでしょう。

そもそも電気の無駄遣いがあるかも?

ここまでは、電気代の基盤となる電力会社についての情報でした。
一方で、普段の電気の使い方にも無駄があるかもしれません。
良くある例は2つです。

・つけっぱなし
・家電の汚れ

下記でそれぞれ、事例及び対策を紹介していきますね!

つけっぱなし

よくあるのは

・テレビ
照明

などでしょう。
そして、意外と気づいていないのが充電器のつけっぱなしだと思います。

対策は2つ

タイマーを利用する
電源タップ付の延長コードを利用する

でしょう。
そして、利用していないときはタップを切ることを癖付けることも大事です。

※延長コードは漏電のリスクを防ぐため、5年に1度ほど変えたほうが良いです。

家電の汚れ

意外と皆さんおざなりになりがちなのが、家電の汚れによる電気の無駄遣いです。

分かりやすい例がエアコンでしょう。
エアコンについては後ほど記載しているので割愛しますが、基本的に家電に汚れがあると、その分無駄なパワーを使ってしまいます。

このため、家電は定期的に清掃した方がいいです。
特に、通気口や熱の放出などにかかわる部分はきれいにしておくといいでしょう。

エアコンの使用量を抑える7つの方法

実は、家電の中で、1番消費電力が高いのがエアコンです。
でも、エアコンをつけないとしんどい時期もありますよね?
そこで、しでも電気代を安くできる手段をまとめました。

・夏場用
・冬場用

主に、エアコンを使用するこの2つに分けて、対策をそれぞれ紹介していきますね!

夏場用

・扇風機&サーキュレーターの併用

よくある手法ですが、エアコンと同時に扇風機&サーキュレーターを使用しましょう。
具体的には快適だと感じる気温から1〜1.5度温度を高く設定し、扇風機もつけるという感じです。

オススメとしては、エアコンの冷たい空気が下がってきやすいところに扇風機を設置するのが良いでしょう。

そのまま冷たい空気を部屋全体に拡散してくれるので、結果として涼しく感じやすかったです。

・フィルター&室外機の掃除

先ほどの清掃に繋がりますが、フィルターは2週間に1度は清掃しましょう。
理由は単純で、ほこりが溜まるその分エアコンがパワーを使うので消費電力が増えてしまうからです。

また、室外機に関しても注意が必要です。
なぜなら、室外機も熱を放出するのでフィルターと同じように出口周辺が詰まっていると、エアコンが無駄なパワーを使ってしまうからです。
そのため、室外機周りに物を置かないことと全体的な清掃は心がけましょう。

まとめると、入り口と出口の空気が出やすくすることで、エアコンに無駄なパワーを使わせないことになります。

・基本自動運転+つけっぱなし

あなたはエアコンが最も電力を消費するタイミングはご存じですか?
答えは、起動時設定温度まで温度を上げ下げするときです。

思い出してもらいたいのですが、自転車とかって漕ぎ始めが1番体力を使いますよね?
同じような理屈です。

このことから、エアコンはつけっぱなしの方が良いでしょう。
また、送風量も調整する度に消費電力が増えるので、自動が1番安定します。

・遮光、断熱仕様のカーテンを利用する

筆者も実際に利用しているのですが、断熱仕様のカーテンの利用はオススメです。
あるのとないのとでは、部屋の温度が2度ほど変わりました

正直、値段設定としては1セット8,000円ほどと高めなのですが、1度購入すれば長い間使えるので非常にオススメです。
もちろん、光が入らないというデメリットも発生してしまうのですが、消費電力としては

エアコン>>>照明

なので、断熱仕様のカーテンは利用した方がいいと思います。

冬場用

・厚着をする

初歩的な手法ですが、なるべく厚着をしましょう。笑
言ってしまえば、暖かい家や地域なら暖房の必要がありませんよね。
実際に筆者も昔住んでいた都内の1kでは、ほとんど暖房を使用していませんでした。
寒さには重ね着で対抗できるので、なるべく厚着をして暖房を利用する頻度を減らしましょう!

・電気毛布が1番コスパが良い

繰り返しになりますが、エアコンは消費電力が1番多い家電です。
そのため節約のためにはなるべく使用しないのが1番効果的かと。

ちなみに厚着の次に効果的なのが電気毛布です。

なんと、毎日使っても、1か月の電気代は115円ほどになります。
安い料金で暖を確実に取れるので、是非利用してみてください。

オススメは寝る30分前に強で温め寝る前に弱で利用するといいでしょう。
※ダニ対策にもなって非常にいいですよ!

・意外と知らない扇風機&サーキュレーターが効果的

扇風機って夏のイメージですよね?
実は、冬でも使えるのはご存じでしたか?

なぜなら、暖かい空気は高いところにまとまるからです。
そのため、扇風機で高いところにある暖かい空気を循環させることができるからになります。

筆者も1度試してみましたが、意外と効果があってびっくりしました笑
騙されたと思って、試してみてください笑

家電別、使用方法による節約術3選

ちなみに、家電の中で電力消費量が多いのはこちらの4つです。

1位:エアコン
2位:洗濯機
3位:食洗器
4位:冷蔵庫

なんと、この4つの家電だけで年間の電気代のうち、約80%を占めます。
1位のエアコンは先ほど紹介したので、残りの3つの節約術を紹介しますね!

洗濯機

洗濯機の節約は、シンプルに利用回数を減らすのが基本です。

ただし、実際問題そうも言ってられないと思うので、ちょっとした豆知識を紹介しておきます。
節約に直結する方法は、【すすぎ1回で洗濯する】という方法です。

仮に、1日1回洗濯機を利用する場合、【すすぎ1回】に変更するだけで約5,000円/年間、節約することができるとの情報がありました。

※引用元:ワイマガ【2022年10月】電気代の節約方法18選を徹底解説!料金が急に高くなった原因とは?

注意点としては、洗剤が衣類に残らないようにするため、【すすぎ1回用の洗剤】を利用しましょう。

ちなみに、回数を減らすために洗濯機パンパンに洗濯物を詰めるのはNGです。
逆に無駄なパワーを使ってしまい消費電力が増えてしまいます。
最大で、80%ほどを意識してください。

食洗器

食洗器を持っている人は、どちらかというと家族持ちですかね?
電力の節約だけを考えると、なるべくまとめて使用するのが適切でしょう。
また、電気代が比較的安くなる夜遅い時間に利用することも対策の1つかと。
生活に影響が出ない範囲で、使うタイミングや手洗いとの併用などを意識すると良いと思います。

冷蔵庫

冷蔵庫は、設定温度強から中や中と弱の間に設定してみましょう。
冷蔵庫周囲の気温によりますが、1,000〜2,000円/年間は電気代の節約につながるみたいです。

少し手間ですが、夏は強それ以外は中や弱など季節に合わせて温度設定を変えることで節約につながるかと思います。

また、もちろん開けっ放しには特に気を付けてください。

まとめ

いかがでしたか?
今回の電気代の値上げに対しての節約は、電力会社を切り替えて乗り切りましょう。
また、普段のあなたの生活において、電気の無駄遣いがないかも確認してみてくださいね!
最後におさらいしておきましょう!

値上げが騒がれている2つの理由
・ロシアとウクライナの戦争により、ロシアの天然ガスが供給されないため
・コロナウイルスによる、発電材料の運搬数の減少

②【2022年10月時点】電力会社の契約で3つの注意点
燃料調整額上限が撤廃されるのか?
・電気代単価の一部市場価格調整額となるのか?
・電気代単価の全体市場価格調整額に変更されるのか?

避けなければならない電力会社2選
Looopでんき
・楽天でんき

2つのオススメの電力会社
東京電力
・コスモでんき

電力会社は定期的な見直しがオススメ
電力会社の切り替えに違約金があるケースが少ないから

そもそもあなたの生活に電気の無駄遣いがあるかも?
・つけっぱなし
家電の汚れ
少し注意して、対策するべき

エアコンの使用量を抑える7つの方法
夏場用
扇風機&サーキュレーターとの併用
・フィルター&室外機の掃除
・基本自動運転+つけっぱなし
遮光、断熱仕様のカーテンを利用する
冬場用
・基本厚着する
電気毛布が1番コスパが良い
・意外と知らない扇風機&サーキュレーターが効果的

消費電力の多い家電
1位:エアコン
2位:洗濯機
3位:食洗器
4位:冷蔵庫

以上になります。
繰り返しになりますが、電気代の節約は

・契約する電力会社を見直す
使用電力の無駄を減らす

この2つを意識して節約につなげていってください!

また、このブログでは節約の実体験ベースの発信以外に、資産を増やすために

ポイ活
・投資
仮想通貨

についてもまとめています。
良かったら、下記の記事もご覧いただけると幸いです!

 

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