こんにちは!アロージョです。本日は節約を行う上での見直しポイントをまとめました。
普通のサラリーマンである筆者が実際に行った事例を数字と共にまとめています。大事なのは、固定費の見直しです。ご存じの通り、生活を行う上で必ず発生してかつ支払い金額が高い固定費の削減をなくして節約生活を行うのは難しいです。そんな中で固定費の中には意外と必要のないものがあったりします。具体的にいうと保険や3大キャリアのスマホ代などです。
実際に私も保険やスマホ代の見直しを行った結果、年間50万円以上のお金を節約し貯金、投資に回すことができました。今回は、その実例を基に節約を行う上での見直しポイントを対策を紹介しますので見直しを考えている方は是非参考にしてください。
目次
節約するうえで見直すべきポイント
まず、自身の出費が一般的な適正額か比較する事が重要です。理由としては個人での節約目標額を決める際に参考にしやすいからです。節約を上手に行っている方はこの適正額以上に出費を抑えてます。実際に私が50万円以上を一気に節約し貯金に回せたのもこの適正額を見て自分の出費の異常に気づいたからです。ここでは固定費、変動費と分けて適正額含め紹介させていただきます。
固定費
固定費の目標金額は収入の4割前後を目指しましょう。理由としては、家賃は収入の1/3が適正額と言われています。そこに主だった固定費の平均金額を足すとおおよそ4割前後になるからです。固定費の主な例は家賃、通信費(スマホ代込)、水道光熱費等が該当します。家賃は、変更に大きな労力と出費が発生するので、中々対応しづらいです。しかし、その他の通信量や水道光熱費は近年の法律改正による自由化で気軽に切替ができます。この部分の見直しを行い、収入の4割前後が固定費になるように対策をしましょう。後程、具体的な対策を記載させていただきます。
変動費
変動費は3割〜4割を目指しましょう。ご存じの方は多いと思いますが、そもそも貯金額は収入の2割が適正額とされています。そこに先程の固定費の適正割合を足すことで収入の6割の使い道が決まります。赤字にならないためにも残りで変動費を3割〜4割に抑えましょう。変動費は食費、日用品費、娯楽費がメインとなります。しかし、気軽に節約を行えるポイントなので、後程対策を記載させていただきます。
支払い手法
まだまだ現金での支払いを行っている方はキャッシュレス決済に切り替えることも見直しポイントです。理由は単純で支払いに対してポイントバックが発生するので現金支払いと比べて実質費用が安く済むからです。
仮の計算になりますが、収入20万円の方の年間出費を適正金額で行うと192万円の出費になります。全てをキャッシュレス決済で行ったとし、平均ポイントバック率から2%と低めに設定してもそれだけで約4万円の節約が行えます。支払い方法を変えるだけで節約を行えるのでキャッシュレス決済を活用しましょう。
キャッシュレス決済の使い分けに関してはこちら
固定費の見直し又は対策
固定費は収入の4割に抑えるのをオススメと先程お伝えしましたが、ここでは具体的に固定費の削減手法を項目別に記載致します。中には、1度大きな出費が発生する事はありますが総合的にはお得になるので余裕があれば検討してみてください。オススメの対策は気軽にできる、水道光熱費や通信費の見直し、対策です。
住居費
適正費は収入の1/3です。但し、職場の関係などで中々改善が難しい方も多くいると思います。ご存じの通り、住居費の削減は遠方に引っ越すのが分かりやすいです。しかし、意外と知られていないのですが、引っ越しの際の不動産屋から掲示される見積項目である、仲介手数料、清掃除菌費、鍵交換費、火災保険などは削減又は個人で入る事で大きく削減できます。実際に私が引っ越しをした際は最初に掲示された、見積金額を半額にする事ができました。後日、別記事で実例を公開しますので是非参考にしてください。
水道光熱費
適正額は1Kで、1万円〜1万5千円とされています。見直す項目として特におすすめなのが電気代です。理由としては気軽に契約変更ができる点と、契約A(アンペア)ごとに基本料金があるスタイルから利用量に応じて料金が変わる従量課金制にする事で固定費を簡単に削減できるからです。私は電気に関してはLooop電気を利用しておりますが、2千円程/月額の節約を行う事が出来ました。なので、契約を気軽に変更できる電気から見直しを行うと良いでしょう。そして併せて電気をLED化、家電を最新にする事で年間5千~1万円近くの節約にもなるので是非活用してください。
ガス代の対策
ガスに関しては住まい選択からの問題ですが、都市ガスで契約しましょう。LP(プロパン)ガスと比較して半額未満になります。
通信費
削減が行いやすい部分です。まず、スマホ代の節約を行いましょう。3大キャリア→格安SIMに変更する事でおおよそ3千円~5千円/月額の削減ができます。スマホ代に関しては下記記事で具体的な比較を行ってますので是非ご覧ください。また、家でのインターネット契約はキャンペーンを活用してキャッシュバックを受けつつ初期費用を抑えることで対策をしましょう。
保険料
加入している方限定の削減項目ですが、結論、民間保険は解約してしまいましょう。理由としては社会保険で基本的な保障が整っているからです。実際に私は親に加入させられた保険を解約する事で40万円近くの削減が行えました。勿論、加入しておかなければならない保険もありますので、気を付けてください。繰り返しになりますが、削減効果が大きく無駄な部分が多いので、保険は解約して固定費から削減してしまいましょう。
保険に関してはこちらで解説をしておりますので是非参考にしてください。
貯金
貯金ではなく投資にお金を回しましょう。節約を行う上で、成果を貯金する方は多いと思います。投資をオススメしているのは、貯金と投資を比較すると月5万円を銀行に預けた場合と投資に回した場合とで20年後の金額を比較するとおよそ1000万円もの差が出てしまうからです。勿論、一定の貯金(生活防衛費)は必要ですが、それ以上は節約の成果を投資に回しましょう。
変動費の見直し又は対策
変動費は前述の通り、収入の4割程度に抑えましょう。主な対策としては、自炊、まとめ買い、中古品の活用などです。詳細は後ほど記載しますが、モノによっては半額や1/10にコストを抑えることができる事もあります。実際の事例を含めてご紹介させていただきます。
食費
20代男性で平均すると飲み会などの外食を除くと3万円前後と言われています。私の実例ではまとめ買い+自炊を行う事で1万円前後の節約ができました。手法としては、1か月~2か月に1度、業務スーパーなどで1㎏以上の肉を複数購入する事がポイントになります。購入後は自分で切り分け、味付けを行い冷凍して保存します。そうすることで、都度食材を購入するよりトータルで見ると安く食材が手に入ります。また、同時に夜の食事を次の日の昼(弁当等)に回すことで、コンビニ弁当や外食頻度を抑えることができるので2倍でお得になります。食費を抑える為にまとめ買いをして冷凍保存を行ってみてください。
味付けで参考にしているInstagramの方を紹介しておきます!
sasaさん
※参考として、買い物1時間、切り分け・味付けは2時間程で終わります。1~2か月に1度のお休みを使って節約、平日の楽の為に頑張ってみてください!
被服費
洋服もお金もかかりますよね。恥ずかしながら私は5年以上まともに服を購入していませんのであまり参考にならないかもしれません。一応、購入の際はユニクロ、GUなどの安価に手に入る店舗やセール品のみを買う事を徹底しています。拘りがある方は削減が難しいかもしれませんが、服は長持ちするように使い、安価に手に入る物を購入するよう心がけてみてください。
趣味・娯楽費
ソーシャルゲームのガチャ、ギャンブル、旅行など多種多様な趣味がある中で節約は難しいですよね?私も競馬を行いますが、月額を決めてそれ以上は使わないようにしています。対策として、銀行口座を趣味用に使い分けて給与日に振り分けることでお金を使えなくしています。自制心が必要ですが、出費に手間を加えることで意外と対策になるので試してみてください。
銀行口座の使い分けに興味がある方は是非こちらをご覧ください。
交際費
人付き合いはつきものなので、意外と節約が難しいと思います。極端ですが、気の合わない方とは行かなくていいはずです。断りづらい方は、今月ピンチ、彼氏、彼女が厳しいで逃げましょう笑。あまり参考になるか分かりませんが、実際私は今月ピンチを活用して飲み会を逃げたり、沢山の諸先輩方に奢ってもらっていました笑。できれば削減したい項目なので、誘われたら財布からお金を出さなくて済む言い訳を勇気をもって伝えて見てください笑。
日用品・消耗品費
消耗品等の購入の節約は意外と見落としがちです。お得なのはまとめ買い、備品などの購入はメルカリやジモティーの活用がオススメです。実際に私が利用した例を紹介しますが、大事なのは拘りを持たない事です。また、多少の傷や汚れを気にしないことも大事になります。オススメの購入方法を種類別に紹介させていただきます。
ふるさと納税
効果的です。まとめ買いでティッシュ、トイレットペーパーを購入できます。安く済むのは勿論、特に良いのは買う頻度を著しく減らすこともできるので是非検討してみてください。もし、ふるさと納税の先が決まってない方、拘りがない方はティッシュなどの日用品を購入をオススメしてます。
メルカリ
有名なメルカリもオススメです。出費を抑えられているのは勿論ですし、逆に自分の不要な物を売却もできるので一時的な収入になるのもオススメです。スマホのアプリと梱包材の準備、簡単作業だけで気軽に出品ができるので是非活用してみてください。注意点として、転売屋、悪質なユーザーがいるので本人確認済みでかつ取引評価が高い人と取引を行いましょう。
ジモティー
私の実例になりますが、6万以上のダイニングテーブルを4千円で購入出来ました。大きな家具は処分に費用が掛かってしまうので少しでも出費を抑えたい方が活用しており、意外に掘り出し物が見つかりやすいです。私も購入前は懸念はしていましたが、購入したテーブル自体の状態は意外と良かったです。勿論、人によってはあまり良いものを提供していないケースも有りますが、悪徳な方はBANされているので是非利用を検討してみてください。
ジェネリック家電
アイリスオーヤマで一躍有名になりましたが、大手国産家電メーカー以外が販売している家電の通称です。実際に私も、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの利用をしておりますが、機能は変わりません。値段に関しても差が大きいものでは、大手家電メーカーの商品と比較すると半額以下で購入出来ました。拘りがない方はジェネリック家電を利用してみてください。
その他(医療費やお小遣い)
正直、個人によって変わる部分が強いと思います。医療費に関しては年末調整などをきちんと行うと還付があるのでしっかりと情報を把握しておきましょう。
見直し後の対策事例
見直しポイントを費用ごとに紹介していましたが、ここでは根本から節約できる手法を改めてピックアップさせて頂きます。重複する部分もありますが、おさらい込みでご覧いただければと思います。
支払い手法
最初の見出しで紹介しましたが、現金支払い→キャッシュレス決済に切り替えましょう。現金支払い時代と比較すればそれだけで節約になりますし、一度切り替えてしまえば何も考えずポイントが貯まり、節約になるので非常にオススメです。現金支払いメインの方は是非キャッシュ決済を活用してください。
キャッシュレス決済の活用事例に関してはこちら
保険
固定費の見出しで紹介しましたが、保険は解約してしまってOKです。基本的に社会保険+貯金で小さな有事の際には対応できます。生活防衛費(給与3か月分or100万円)を目標に貯金をして、それ以上の分は全て投資に回すことでより稼げる資産形成をしていきましょう。
食費対策
こちらは変動費で紹介しましたが、まとめ買い+切り分け+味付けを1~2か月に1度行う事です。1〜2か月に1度休みの日を3〜4時間利用する事で1万円近くの節約ができる&普段の生活に余裕ができるので是非活用してみてください。
節約しきっても、ポイ活で稼げる
沢山の見直し+対策を行う事で節約に限界を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。実際私も壁を感じました。結論、節約ではなくポイ活でも稼ぎましょう。ポイ活は出費0円で大量ポイントを獲得できるサービスが沢山あります。まだ、やったことがない方は節約と同時にポイ活を行ってみてください。
ポイ活に関してはこちらの記事で解説してます。
最終的には貯金→投資へ
ここまでの紹介した節約を行う事で、実際に私も保険・スマホ・引っ越し・食費の様々な対策を経て年間出費を100万円近く抑えることができました。その後貯金にお金を回していましたが、先程記載の通り、貯金と投資を比較した際の20年後の差額1000万円の情報を見て投資を活用しています。実際に3年程積立NISAを活用して、含み益ですが20万円近い利益が出ております。勿論経済に左右されますが、比較的安定して資産を増やせるので投資に取り組んでみてください。
節約で浮いたお金は勿論貯金
投資を推進していますが、大事なのはまず貯金です。次の見出しで紹介しますが、一定の貯金額を保有しておくことは生活を行う上で重要です。節約を見直しを行う上で浮いたお金を実感する為にもまず貯金をしてください。無駄な出費を下げる癖をつける為にも一度貯金を癖づけましょう。
生活防衛費をまずは確保する
貯金の目安です。給与3か月分or100万円を目安としましょう。この金額は社会保険の保障と合わせる事で基本的な有事に対応できる金額だらかです。節約で目標が定まってない方がいらっしゃいましたら、まずこの生活防衛費をしっかりと貯金する事を目標にしてみてください。出費次第ですが、2年前後で達成できるケースが多いと思います。
貯金→投資でお金に働いてもらう
生活防衛費を達成したら節約で浮いたお金を投資に回しましょう。この記事でも何度も紹介しておりますが、金利の関係で長期で見れば見るほど投資>貯金と金額差が出てきます。節約で頑張って作ったお金を更に増やせるので、生活費防衛費を達成したら投資にお金を使ってみてください!利益は10年、20年の長期で考えるのが投資の基本になりますので気を付けてください。
まとめ
節約の見直しは固定費、変動費に分けてそれぞれの費用ごとに無駄を削減してみてください。最後におさらいをしておきましょう!
①固定費、変動費に分けて適正額を目指して見直し
固定費の目安は収入の4割
変動費の目安は収入の3~4割
貯金は2割を目安に行うこと
現金支払いを手放すことは手軽な節約手法
②固定費ごとの対策
居住費は引っ越し。様々な理由で難しければ後回しでOK
水道光熱費は水道は使い方、ガスは都市ガスを選択。電気は契約会社と家電を比較的新しい製品利用で更に節約に!
通信費はスマホの契約見直しとネットをキャンペーン活用でお得に利用!
保険料は丸々削減でOK!社会保険+貯金で有事の対応はしっかりできます。
貯金→投資に!生活防衛費を貯めて投資で資産を増やす。20年で比較すると約1千万円の差が
③変動費ごとの対策
食費は自炊+冷凍保存で出費も時間も削減!1~2か月に1度4時間作業するだけ
被服類は長持ちする物を格安で購入。
趣味・娯楽の節約は後回しでOK!使い過ぎに注意。銀行口座の使い分けで手間をかけて対策
交際費は勇気をもって参加しないのが一番の削減。オススメの断り文句は「今月ピンチ」!
日用雑貨品などはふるさと納税でまとめ買い。
家具などは小型はメルカリなどのフリマサイトをチェック
大型はジモティー活用がお得
家電はジェネリック家電でコスト削減可能
④節約の限界はある。ポイ活で新たな収入源をもつのもある意味節約
出費0円で30万近いポイントを半年で貯めることも可能!節約と同時に行いやすいのもオススメ!
以上のポイントから、生活の出費を見直して節約活動を行ってみてください。スマホ代の節約やキャッシュレス決済での節約事例は下記の記事で詳細を記載しておりますので、これから見直しを行う方は是非、ご覧ください!