こんにちは!アロージョです。
今回は貯金が100万円を超えたら何をすべきか?何ができるか?を紹介いたします。記事をご覧のあなたは貯金100万円を超えたばかりでしょうか?まずは、お疲れ様でした!貯金100万円って給料次第ですが、意外と大変ではなかったですか?そこまで頑張れたあなたは凄いです!もしまだ、貯金100万円を達成していない方は少しづつ貯めていきましょう!貯金100万円を達成したあなたは、更に未来の生活を楽にしたいですよね?そのためには投資が必須になってきます!今日はそのポイントについて解説させていただきます。※最後の方に貯金100万円を貯めるための情報も記載しております。
目次
そもそも貯金とは生活防衛費
あなたの貯金理由にもよりますが、基本的に貯金とは生活防衛費を指しています。生活防衛費とは、有事の際(怪我、病気で仕事ができず日銭を稼げない状況など)に生活を続けるために必要なお金です。勿論、それは保険でカバーできると思いますが、実は保険は不要です。詳細は下記記事に記載があるので参考にしてください。また、その他の理由で貯金している方は生活防衛費と別で貯金が必要なのを理解してください。
生活防衛費の基準数字
あくまで、筆者の独断ですが、貯金100万円or給料3か月分を目安にしています。実は基本的な有事の際には、社会保険に加入していればほとんど対応できるのです。ただし、お金を受け取れるまで時間が掛かるので、一時的にあなたの手元から支払いをする必要があります。その際に支払い可能+生活を継続できるのに必要な金額を逆算すると、貯金100万円or給料3か月分が目安でしょう。
生活防衛費で対応すべき事象
基本的には、事故などの入院費用や怪我、病気になり仕事ができなくなってしまい、給料が減ってしまった場合への生活を継続するための支払いです。安心して欲しいのは前述のとおり、社会保険に加入していれば一時的にあなたが支払いするだけでほとんどのお金は後から戻ってきます。あくまで、貯金100万円は万が一のためにあなた自身で対応できる保険金と認識しておきましょう。
貯金は後で楽をするためのもの
貯金は今すぐ使うべきものではありません。よくある質問で、貯金100万円あるのですが、仕事をせずにどれくらい生活できるでしょうか?という質問があります。そもそもこの考え方は間違いです。正直仕事を辞めたい気持ちは痛いほどわかります笑。ただし、貯金とはあなたが収入が0になった時に、立て直すまで生きていくために必要なお金なので、直近の楽ではなく未来のためのお金として認識しましょう。
貯金100万円超えたら投資がオススメ
ここからが、本題になります。まず、貯金100万円を超えたら、毎月貯金に回していたお金を投資するのがオススメです。なぜなら、銀行の年利と比較して、投資のほうが年利が高いので、よりお金が増えるからです。具体的にいうと、銀行の年利は最大で0.2%に対して、投資の平均年利は5%と言われています。実は20年間の運用で比較すると800万円の差が出てしまうのです。このことから、貯金100万円を超えたら投資にお金を回した方がお得だと思います。初心者にオススメの投資先を紹介させていただきますね。
投資信託(積立NISA)
まず、初心者が投資をするなら、積立NISAがオススメです。理由は、購入投資信託の売却益が購入から20年間非課税になるからです。また積立NISAで投資できる金融商品は、金融庁による一定の基準をクリアした投資信託・ETF(上場投資信託)のみです。さらに平均的に5%程の利回りがあるので、初心者が安心して資産を増やせます。このことから、積立NISAでの投資をオススメしてます。積立NISAに関してはこちらの記事で解説してます。
iDeCo
iDeCoは個人型確定拠出年金という名称があります。中身としてはあなたが決めた金額を給料から天引きし、自動で投資運用され、60歳以降に支給されるという仕組みです。特徴としては、所得・住民税の控除が適用されます。対象範囲は積立金額全額になりますので、将来のための投資ができ更に所得・住民税の控除があるので非常にお得です。注意点は一度金額をはじめてしまうと、止めることができず60歳まで天引きされてしまいます。このことから、無理のない範囲で生活が安定してから利用すると良いでしょう。
仮想通貨
最近流行りの仮想通貨。正直に伝えると、投資信託を既に行っていて更に投資にお金を回せる方が利用すると良いと思います。資金に余力がある方はリスク分散の為にも様々な資産を保有することがよいでしょう。繰り返しになりますが、余力がある方は仮想通貨を利用してみてください。
ローンの前倒しと投資の比較
貯金ができたら、固定費削減のためにローンを前倒しをしましょうという意見を見ることもあると思います。しかし、一概にそれが正しいとは言えないんです。理由としては、返済するお金を投資に回すと結果的にお金が増えるからです。これは、投資とローンの金利による判断になります。初心者向けには少し難しい内容ですが、一つ一つ例をふまえて解説させていただきます。
ローンの平均利率
一番身近な住宅ローンの平均利率は0.660%~と言われています(変動金利型住宅ローンの場合)。そもそも、金利とは、借りた金額を返済する際に追加で支払う金額の割合を示しています。
例:Aさんから200万円を借りた→Aさんに206万円を返済=金利は3%
厳密にいうと違いはありますが、分かりやすく伝えると、分割で返済する手数料や、貸主へのお礼として発生する金額が金利となります。金利は、元本に対してかかります。大事なのは、あなたのローン金利をきちんと把握することなので、ローンがある方は見直しを行ってください。
投資の平均利率
平均的な利率は5%です。勿論、投資は複数選択肢があるので利回りの違いがあることはご了承ください。この利率とは、投資した株式などの価値が1年後更に高くなる割合です。そして、人口増や技術の発達など様々な観点から世界経済が成長していることから、結果的に価値が上がり続けてます。
例を出すと
100万円株式や投資信託を購入→1年後購入株式投資信託の価値が105万円に=年利5%
という形で価値があがることが沢山あります。
ちなみに、初心者にオススメなのは、積立NISAになります。難しく考えず、低リスクで投資に取り組めるからです。積立NISAに関しては下記記事に記載しておりますので是非ご覧ください。
前倒しの方が良いケース
結論、ローンの金利が投資の年利より高い場合は前倒ししたほうが良いでしょう。上記二つのケースからイメージできると思いますが、100万円を前倒して返済すれば金利の支払いが減ります。逆に投資の想定利率が高い場合、お金を手元に残した方が良いでしょう。
投資の方が良いケース
先程と逆で、投資の年利がローンの金利より高い場合です。大体のケースはこちらに該当すると思います。理由は、手元にあるお金を投資で運用したほうが、金利以上の利益をあなたにもたらすからです。基本的に、投資の利回りは非常に良いので、ローンの前倒しより投資にお金を使いましょう。
貯めた100万円の預け先
預け先に関しては金利の高い銀行を選択しましょう。前述のとおり、生活防衛費としての役割なので普通預金に入金しましょう。銀行に預けているだけでも、お金が増える金利の仕組みは適用されます。このことから、なるべく金利が高い銀行口座を選択しましょう。
金利別のオススメ銀行紹介
・あおぞら銀行
貯蓄用の銀行口座にオススメです!迷うことなく、あおぞら銀行にするのが良いと思います。
理由としては、金利が0.2%と国内銀行において最高の金利です。万が一の際に使うお金や、貯金として手を出さないと決めたお金をあおぞら銀行に貯蓄すれば、何もせずに年0.2%分お金が増えてくれるので是非ご利用ください。
・UI銀行
金利は、0.1%になります。2022年1月に新たに設立された、比較的新しいインターネット銀行です。強みはネット銀行ならではの、手軽く開設ができることや、マネーフォワードなどの家計簿アプリと連携できる点です。しかし、あおぞら銀行でもできることなので、理由がなければ、あおぞら銀行を利用すると良いでしょう。
そもそも100万円貯めるには?
もし、あなたが100万円の貯金ができてなければ、まず貯金に取り組みましょう。見直しポイントは固定費、変動費の見直しです。更に、あなたの手元にある不用品を売却してお金を増やすのも効果的と思います。それぞれのポイントを簡単に紹介いたします。
固定費の削減
固定費は収入の4割に抑えましょう。きちんと見直しをおこなうと中には、1度大きな出費が発生する事はありますが総合的にはお得になるので余裕があれば検討してみてください。オススメの対策は気軽にできる、水道光熱費や通信費の見直し、対策です。固定費の削減に関してはこちらの記事で解説してますので是非ご覧ください。
変動費の見直し又は対策
変動費は、収入の4割程度に抑えましょう。主な対策としては、自炊、まとめ買い、中古品の活用などです。実は、モノによっては半額や1/10にコストを抑えることができる事もあります。変動費の対策に関してはこちらの記事を参考にしてください。
不用品の売却
不用品は売却しましょう。理由は不用品は捨ててしまうと中には逆にお金がかかってしまうこともあるからです。勿論、保存状態が良くないといけませんが、意外と良い値段でで売却ができるので是非検討してみてください。オススメの売却先はメルカリ&ジモティーになります。双方とも利用者が多く適正な値段がひと目で分かるのが良い点です。
メルカリ
メルカリで必要なのは、スマホのアプリと梱包材だけです。簡単作業だけで気軽に出品ができるので是非活用してみてください。注意点として、転売屋、悪質なユーザーがいるので本人確認済みでかつ取引評価が高い人と取引を行いましょう。
ジモティー
私は購入した側ですが、ダイニングテーブルを4千円で購入出来ました。大きな家具は処分に費用が掛かってしまうので少しでも出費を抑えたい方が活用しています。もし不用品が大型の家具であれば、ジモティーは比較的オススメです。配送などの手間も出品者側で指定できるので安心してください。
まとめ
改めてお伝えしますが、貯金100万円を超えたら、それ以降の余剰金は投資に回しましょう。やはり、平均5%でお金が増えるのは非常にお得です。固定費を減らしたり、やりたいことはあると思いますが、金利、年利、利回りで比較してあなたにとって一番お金が手元に残る、お金を増やせる方法を選択してください。最後におさらいをしておきましょう。
①貯金とは生活防衛費
生活防衛費は有事の際にあなたの生活を継続するために必要なお金
今を楽するために使うのではなく将来の楽のためにお金を使うこと
②貯金100万円貯まった後は投資がオススメ
投資の金利は銀行の年利と比較すると高い
月5万円を20年間投資と銀行にそれぞれ行うと差額は800万円投資の方が儲かる
オススメは積立NISA
③ローンの前倒しと投資の比較
ローンの金利平均は0.660%(変動金利型住宅ローンの場合)
投資の年利平均は5%
投資の年利<ローンの金利なら前倒し
投資の年利>ローンの金利なら投資がお得
④貯めた100万円の預け先
あおぞら銀行でOK。国内銀行で年利が一番高いため(0.11%)
⑤そもそも、100万円貯められてない人は?
固定費を見直して月の支払いを大幅に削減
変動費を見直し、効果は薄いが節約意識を身に着ける
不用品を売却ジモティー、メルカリで少しでもお金に
以上になります。是非、記事を参考にあなたの資産をどんどん増やしていってください!もし、投資のやり方に興味がある方は、下記の記事で積立NISAに関してまとめてありますので是非参考にしてください!