こんにちは!アロージョです。
今回は、仮想通貨の積立についてまとめました。
仮想通貨の積立は、特に仮想通貨初心者の方に非常にオススメです!
理由としては、損失リスクを抑えつつ、気軽に始められるからです。
この記事では、積立のやり方から、積立と合わせて初心者にオススメの手法も紹介しているので、是非最後までご覧ください!
仮想通貨をまだ買ったことがない方はこちらの記事でオススメの国内取引所を紹介しているので良かったら是非!
目次
仮想通貨の積立手法
仮想通貨の積立を行う手法は2つです。
・手動で積立
・取引所の積立設定を活用
どちらも気軽に始めることができます。
下記で、それぞれ解説していきますね!
手動で積立
手動で積立は読んで字のごとく、自分で仮想通貨を積立購入することです。
簡単な例としては、
・毎月25日に仮想通貨を1,000円購入する
というルールを決めて、実行するという感じです。
自分の意思で購入をするので、値下がり中の仮想通貨を購入するということができます。
注意点としては、あなたがやらないと積立が行われない点です。
自分で決めたルールを守れる方は、手動で積立を行うのがオススメになります。
取引所の積立設定を活用
積立設定は、取引所に自動で仮想通貨を購入してもらえるサービスです。
たとえば、毎月10日に1.000円分のBTC(ビットコイン)を購入するという設定を組めば、放置していても仮想通貨の購入処理を行ってくれます。
積立設定のメリットは買い忘れを防げるという点と、時価が高い・低いに関わらず購入ができるのでリスク分散になることです。
詳しく知りたい方はドル・コスト平均法という考え方を調べてみてください。
仮想通貨取引へ時間を割けない方にはオススメの手法です。
仮想通貨積立のメリット・デメリット
ここでは、仮想通貨を積み立てることのメリット・デメリットをまとめています。
メリット
・小額から始められる
・投資リスクを分散できる
・仮想通貨に時間を取られない
デメリット
・短期での利益は期待できない
・損失が発生する可能性がある
・利益は投資対象に依存する
という感じです。それぞれ紹介していきますね。
メリット
・小額から始められる
1つ目のメリットは、小額で始められることです。
たとえば、bitFlyer (ビットフライヤー)であれば、1円から積立設定を行えます。
そのため、仮想通貨初心者の方でも安心して始めることができます。
・投資リスクを分散できる
2つ目のメリットは投資リスクを分散できることになります。
投資リスクは損失の可能性と考えてもらえればOKです。
リスク分散できる仕組みは、購入時期をずらすことで、価額の下落の際の損失額をズラすことができるからです。
例えるなら、積立で購入することで、価額が安い際は多くの仮想通貨を購入され、高い時は購入する量が減ります。そのため結果として、同じ投資額でも仮想通貨の保有量が変わります。
例:1BTC=100万円で想定
一括で100万円の1BTC(ビットコイン)を購入し、1BTC購入後に1BTC=80万円になる
損失は20万円
5回に分けて、100万円分のBTC(ビットコイン)を購入し、1BTC購入後に1BTC=80万円になる
※5回の購入内訳
(20万円=0.3BTC、20万円=0.15BTC、20万円=0.25BTC、20万円=0.1BTC、20万円=0.25BTC)
保有量 1.05BTCになるため、84万円分のBTCを保有している。
そのため、損失は16万円
このように、分散で投資することで、仮想通貨の保有量のズレから損失を減らすことができます。
・仮想通貨に時間を取られない
3つ目のメリットは仮想通貨に時間を取られないことです。
理由としては、前述の取引所の積立設定は、1度設定してしまえば仮想通貨を購入することに時間は取られませんよね?
仮想通貨の取引は複数ありますが、購入の時間を抑えられることは非常にメリットだと思います。
このことから、仮想通貨へ時間を割けない人には積立での購入は特に大きなメリットです。
デメリット
・短期での利益は期待できない
1つ目のデメリットは、短期での利益を期待できない点です。
これは、メリットである投資リスクの分散が関係します。
例えば、仮想通貨の価額がそれぞれ
1月15日に10万円、3月15日に20万円、4月15日に40万円、5月15日に100万円だった場合、あなたの予算が10万円だとすると、1月15日に10万円分購入し、5月15日に売却すれば、90万円の利益が出ます。
逆に、積立設定で毎月2万5千円を購入し、同じ5月に売却する場合
3月、4月は取得価額が高い関係で、購入できる仮想通貨の量が減ります。
そのため、5月に売却する際の利益が一括に比べて下がってしまいます。
このように、短期で利益を出すには向いてないです。逆に、損失だった場合はリスク低減されるのは覚えておきましょう。
・損失が発生する可能性がある
2つ目のデメリットは損失の可能性があることです。
理由はシンプルで仮想通貨の値動きの幅は非常に大きいからになります。
そのため、積立で購入する際に購入価額が高く、次の日には20%価額が下がっているということもありえます。
ただし、このデメリットは仮想通貨への投資すれば抱える共通の課題です。
逆にいえば、積立で購入することで、損失リスクを低減できることは覚えておいてください。
・利益は投資対象に依存する
一番重要なポイントですが利益は投資対象に依存してしまいます。
なぜなら、値上がりしない銘柄を選定してしまうと、そもそも利益が出ないからです。
このデメリットは仮想通貨に限らず、投資全般に言えることなので銘柄選定は慎重に行うことと始める際は、最悪失っても良い金額で始めると良いでしょう。
筆者としては、BTC(ビットコイン)への積立投資をオススメしています。
仮想通貨初心者は積立×ガチホがオススメ
仮想通貨初心者の方は、積立で購入しガチホすることがオススメです。
その理由は先程紹介した、一部のデメリットをガチホでカバーができるからになります。
ガチホの意味含め、下記で紹介していきますね。
ガチホとは
ガチホは、購入した仮想通貨を長期(10年・20年)保有することです。
非常にオススメされている投資手法でして、理由としては、長期で保有することで利益を大きく出せる可能性が高く、かつ損失リスクを時間でカバーできるからになります。
ガチホのメリット、デメリット
・メリット
初心者が手を出しやすい
大きな利益を上げられる可能性がある
仮想通貨に時間を取られない
短期売買と比較して手数料を抑えられる
・デメリット
ハッキングの恐れがある
取引所の倒産リスクを抱える
という点があります。
ガチホについては、こちらの記事で紹介しているので良かったらご覧ください!
デメリットの一部をカバーできる
おさらいになりますが、積立購入のデメリットは
・短期での利益は期待できない
・損失が発生する可能性がある
・利益は投資対象に依存する
という点です。一方でガチホのメリットは
・初心者が手を出しやすい
・大きな利益を上げられる可能性がある
・仮想通貨に時間を取られない
・短期売買と比較して手数料を抑えられる
お分かりのとおり、デメリットで上げている利益への不安が、ガチホを行うことで解消される可能性があります。
というわけで積立とガチホを合わせることで、デメリットが解消され、安全に利益を見込めるため初心者の方へ非常にオススメの手法となっています。
※ただし、長期で値上がりすると信じている・信じられる銘柄を選ぶことが重要です。
積立する上でオススメの取引所
※転載元:Coincheckサイトより
積立を行う際は、積立設定を利用できる取引所で行うのが良いでしょう
下記の3つの取引所が国内大手でかつ、積立設定に対応しています。
・Coincheck (コインチェック)
・bitFlyer (ビットフライヤー)
・GMOコイン
それぞれ下記で紹介しますね。
Coincheck (コインチェック)
※転載元:Coincheck公式サイトより
1つ目はCoincheck (コインチェック)です。初心者に分かりやすい画面になっています。実際に筆者も利用中です。
取り扱いしている仮想通貨の種類も17種類と非常に豊富になってます。親企業がマネックス証券になりますので、運営体制やセキュリティ体制も安心できるのも良い点です。
別途、電気・ガス代を仮想通貨で支払うことで割引が適用されるというサービスも存在します。
※最低積立額:10,000円~
bitFlyer (ビットフライヤー)
2つ目はbitFlyer (ビットフライヤー)です。2014年に設立されており、日本では古くからある仮想通貨の取引所になります。bitFlyerでは、仮想通貨が1円から購入できます。そのため、元手が小さい方でも気軽に仮想通貨の投資を始められます。
また、世界的にもセキュリティの高さを評価されている取引所でもあります。
※最低積立額 1円~
GMOコイン
※転載元:GMOコイン公式サイトより
3つめGMOコインです。GMOコインは、GMOグループが運営する取引所になります。
オススメポイントは取扱い銘柄が20種類と非常に豊富な点です。また、アルトコインのレバレッジ取引にも対応しています。
全体的に、アルトコインでの取引を行いたい方にはオススメの取引所になってます。
※最低積立額:500円~
取引所については、下記の記事で比較をしているので良かったら是非!
積立するのにオススメコイン
基本的にオススメのコインはBTC(ビットコイン)です。
なぜなら、仮想通貨として一定以上の価値を確立しているので長期的に見れば価値が上がるであろうとされてます。
さらに、現在の仮想通貨の市場はビットコインの値動きに連動して他銘柄の価値が動いているといっても過言ではないです。
このことから、安定しており、将来的に資産価値が上がると思うのでBTC(ビットコイン)がオススメになります。
ただし、投資の基本は分散投資です。下記で、分散投資についてとオススメのコインを紹介しておきますね。
分散投資はリスク軽減できる
そもそも分散投資はあなたの資産を、複数の金融商品に変えることです。
分散投資を行う理由はリスク低減であり、リスク低減できる理由は、価値の変動は誰にも読めないからになります。
たとえば仮に、BTC(ビットコイン)が大暴落して価値が100円程度になってしまった場合、あなたがBTCのみを保有していたら、大惨事になると思います。
一方で、分散投資で他の銘柄の仮想通貨を購入しており、その銘柄の価値が50万円になっていれば、投資総額が100万円であっても損を少なくすることができます。
このように、分散投資を行うことでも損失リスクを低減できるので仮想通貨への投資は複数に行いましょう。
分散投資する際はETH(イーサリアム)が無難
仮想通貨の分散投資を行う場合、前述のBTC(ビットコイン)とETH(イーサリアム)が無難です。
なぜなら、ETH(イーサリアム)は現在、BTC(ビットコイン)に次いで、2位の時価総額であり、かつWeb3.0で必要な仮想通貨になります。
さらに、BTC(ビットコイン)とは全く別の意味を持つ技術でもあるので、共倒れは考えづらいです。
というわけで、分散投資先としてはETH(イーサリアム)が無難かと思います。
仮想通貨の利益には税金が発生する
仮想通貨の利益には税金が発生します。
端的に伝えると、利益は雑所得と分類され、給与所得などと一緒に課税されます。
下記で、基本的なサラリーマンの方で確定申告義務が発生する金額と、仮想通貨の利益として認定されるタイミングを紹介しますね。
サラリーマンの場合確定申告義務が発生する金額
サラリーマンの場合確定申告義務が発生する金額は、仮想通貨での利益が20万円を超えた場合です。
※1月1日~12月31日までの1年間において
理由としては、確定申告を行わなければならない条件に
・給与所得、退職所得以外の所得金額の合計額が20万円を超えている人
という項目があるからになります。
このため、仮想通貨での利益が20万円を超えたら確定申告を行ってください。
利益と認定するタイミング
仮想通貨の利益を利益として認定するタイミングは4つです。
・現物売買
・仮想通貨→仮想通貨へのスワップ
・仮想通貨で商品購入
・マイニング、レンディング等で仮想通貨を取得
となります。売買に関しては利益のイメージがわきやすいと思いますが、その他の利益確定タイミングは基本的に、仮想通貨を一度売却し、日本円へ換金されてから商品や仮想通貨を購入したという取引と考えられているため、上記タイミングで利益確定していると考えられています。
利益の計算式は共通部分が多いので紹介しておくと、
売却価額or商品価額 ー 仮想通貨1単位あたりの取得価額(手数料などを含む)×数量=利益
という計算式になることが多いです。
税金に関しては、こちらの記事で詳しく解説しているので興味がある方はご覧ください!
まとめ
いかがでしたか?繰り返しになりますが、仮想通貨の積立は仮想通貨初心者の方へ非常にオススメの手法になっています。是非あなたも記事を参考に、積立×ガチホで損失リスクを低減しながら、大きな利益を目指して仮想通貨を運用してみてください!
最後におさらいしておきましょう!
①仮想通貨の積立手法
・手動で積立
・取引所の積立設定を活用
一長一短あるが、仮想通貨に時間を割けない人は取引所の積立設定がオススメ
②仮想通貨積立のメリット、デメリット
メリット
・小額から始められる
・投資リスクを分散できる
・仮想通貨に時間を取られない
デメリット
・短期での利益は期待できない
・損失が発生する可能性がある
・利益は投資対象に依存する
デメリットに関しては、仮想通貨共通の課題が多い
③仮想通貨初心者は積立×ガチホがオススメ
積立のデメリットを一部ガチホでカバーできるから
・ガチホは購入した仮想通貨を長期(10年・20年)保有すること
④積立する上でオススメの取引所
Coincheck (コインチェック)
bitFlyer (ビットフライヤー)
GMOコイン
積立設定がある国内取引所
最安値はbitFlyer (ビットフライヤー) 1円~積立可能
⑤積立するのにオススメコイン
BTC(ビットコイン)一択
仮想通貨として一定以上の価値を確立しているため
分散投資もオススメ
その際はETH(イーサリアム)が無難
⑥仮想通貨の利益には税金が発生
サラリーマンの場合仮想通貨の年間利益が20万円を超えた場合確定申告の義務が発生
仮想通貨の利益が認定されるタイミング
・現物売買
・仮想通貨→仮想通貨へのスワップ
・仮想通貨で商品購入
・マイニング、レンディングで仮想通貨を取得
以上になります。
仮想通貨はこれから発展していく市場だと思います。この記事が、少しでもあなたのためになれば幸いです。
また、このブログでは仮想通貨の情報発信は勿論日々の生活での節約、素人でもできる投資活動についてまとめています。
下記記事も是非参考にしてください!